英文契約書のご相談への対応

海外との取引は国内の取引よりもリスクが格段に高いといえます。取引先が契約上の義務を履行しなかったとき、代金回収や損害賠償請求は容易ではありません。現地で訴訟を提起されれば対応を余儀なくされます。海外取引で多額の損失を被った日本企業は枚挙にいとまがありません。
海外との取引においては契約書が重要な役割を果たします。日本とは取引慣行や法制度の異なる相手方との取引にあたっては契約書によって権利義務を定めることになるからです。自社にとって不利益な内容が含まれていないか、あるいは必要な条項が不足していないか、締結前にしっかりと確認する必要があります。
契約書を整えることでトラブルを予防し、何かあった時の損失の回避を図るのが海外取引の鉄則です。もちろん契約書は万能ではありませんが、リスクを軽減するために事前にやれることは手を尽くすべきです。海外取引に精通した弁護士に依頼することで契約書の問題点をチェックでき、安心して取引を進めることができます。

英文契約書の作成

貴社が相手方に提示する英文契約書を作成します。契約書を作成する際には取引に適合した雛形を使い、それを貴社の求める取引条件に修正する形で作成します。作成前に取引の内容と希望する条件について聞き取りを行い、貴社の意向が正確に反映されるようにします。

英文契約書のチェック

相手方から提示された英文契約書の内容をチェックします。貴社に不利益な内容が含まれていないかを確認することはもちろん、貴社の立場から規定するべき内容が不足していないかも確認します。交渉の進め方についても適宜アドバイスします。契約書のチェックは交渉の早めの段階でご依頼されることをお勧めします。

英文契約書の翻訳

英文契約書の翻訳にも対応します。契約書には法律の専門用語が多く含まれていますので経験ある弁護士に依頼することで正確に理解することができます。翻訳は契約書の作成又はチェックの業務と合わせてご依頼いただくこともできます。

英文契約書に関するトラブル対応

既に締結済みの契約書について、契約相手との間で見解の相違が生じたり、関係がこじれてトラブルとなることがあります。そのような場合に解決に向けて貴社をサポートします。

担当弁護士とサービスの特徴

弁護士赤塚がご依頼いただく案件の全てを担当します。これまで15年近くにわたって国際取引や英文契約の法律業務に携わり、多くの依頼者様の海外案件をサポートさせていただきました。海外のロースクールにも留学し、現地の法律事務所で実務経験も積んでいます。英文契約についてはNDA、売買契約、ライセンス契約、販売代理店契約、JV契約など様々な契約について対応が可能です。

スピード感ある対応

契約書が原因で取引が遅れることのないよう、ご依頼には迅速に対応します。重要なポイントを見極め、効率的にチェックを行います。

ビジネスマインド

契約書は取引のツールです。ビジネスの現場で「使える」ものでなければなりません。アドバイスも実践的であることを心がけています。

合理的な費用

契約書のチェックにかけられる予算には限りがあります。予算の範囲内でどの程度の対応が可能であるか、ご相談ください。

弁護士は法令上及び倫理上、ご相談案件についての守秘義務を負っています。お問い合わせいただいた内容やお送りいただいた契約書を含め、秘密は厳守いたします。

対応可能な英文契約書の例

  • Non-Disclosure Agreement(秘密保持契約)
  • Memorandum of Understanding(覚書)
  • Sales Agreement(売買契約)
  • Distribution Agreement(販売代理店契約)
  • License Agreement(ライセンス契約)
  • Service Agreement(業務委託契約)
  • Share Purchase Agreement(株式譲渡契約)
  • Joint Venture Agreement(合弁契約)
  • Shareholders Agreement(株主間契約)